ヒビ、イキテル!

音楽、ヒビ、妄想、写真、絵、幸、苦、楽、暇つぶし、 いろいろ!チラッと見てって!

THE BAWDIES

 THE BAWDIESが4/18に発売した初のベストアルバム『THIS IS THE BEST』。

 

 とにかくブレないロックンロールを奏でる。いい意味で今っぽくないし、古いようにも感じるかもしれないTHE BAWDIESの音楽は、21世紀の"今"だからこそ、より新鮮みを帯びて若者の耳に響き渡る。

 

 1960年代。戦争が終わり、若者が自由を求めた時代。巨大権力に対抗すべく、若者たちがギターを手に取りプロテストソングを口ずさむ_______。「自分を謳歌する」、「自分を自由に生きる」ことを若者に主張させた、戦争は今もなくならないけど、確かに今の若者は自由を深く考える必要がないほど、幸せに生活できている人が多い。

 

1960年代の音楽を彷彿とさせるTHE BAWDIESのサウンドは、そんな時代背景をもしっかりと背負っているようにも思える。若者はもっと楽しめる、自由になれる、踊っていいんだ、歌っていいんだ________

私は、THE BAWDIESの楽曲を聞くたびに改めてそう思う。

 

 ロックンロールのかっこよさ、新鮮さ、心を裸にして楽しむ「THE BAWDIES」という術。これからも変わらないロックンロールを、そして、彼らのロックンロールが鳴り止まないことを願う。

 

 

 

 

 

さよならポエジー 『二月の中を/February』レビュー

さよならポエジーが5月2日にリリースする2nd ALBUM「遅くなる帰還」より『二月の中を/February』のMVが3月28日に公開された。

 

≪誰にも頷かなくていい/誰にも頷かなくていいのにね≫と歌うこの曲。自分の周りには常にいろんなモノが転がっていて、人は気づかぬうち周りに流されていることがある。他人の意見、言葉を気にするがゆえの結果だ。そしてこの人間の性は前に進みたくても進めない一つの原因でもある。つまり、今の自分を肯定する勇気が足りない。≪謳い過ぎた唄から捨てよう/出来るだけずっと戦えるように≫、≪外の街々を見ないように≫、思いきって"慣れ"を捨て去り、周りの環境すらも払いのけ、なにものにもとらわれない境地に立ったとき、新たな武器を手にすることができる。戦い続けるためのヒントはこの勇気があるかどうか。

短い二月を終えた先に、わずかながらでも成長した自分が春にいるように。そんな、ささやかで暖かな期待、希望を感じられるそんな一曲。

ひたすら前へ向かって歩き続けるMVも印象的だ。

 

https://youtu.be/OyqMd-IXUH4