神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らないの新譜ゲットした。
さらっと5曲とりあえず聴こうと思ったけどできなかった。
まさにそんなアルバム。
2年という月日はもちろんだけど、やっぱりかみさいって、さらっと聴けない。
聴きながら寝落ちとかはあるけど。それは睡魔じゃん。
さらっと聴けるかどうかで曲の良し悪しを決める何ていうテキトーなことはしないけど、かみさいはそんなバンド、私のなかでは。
自分とどこか被ってる。
すべてではないけど。
よく、かみさいとかivyは「静と動」って形容される、静寂とか、その中にある情熱とか。
ライブもどこか涼しさを感じる時もある。
そのリアルな体温というか、人間の温度。
上がりきってぶち上がって汗だくで、でもその汗って後で冷えて寒気がしてくる。
涙だって、透明な水だけどひたすらに目頭は暑いし目は赤くなる。
ここまでは物理的な話。
精神的にもそうだ。
恋だって、熱するところまでいって沸騰したとたん、いきなり穏やかに冷めてくる、安定を求めたり、別れを求めたり。
つらいことがあって自暴自棄になっても、時間がたつにつれて新しいことに出会い始める、割りと必然的に。
この人間の体温をこのバンドからは感じる。
なんでだろ、詳しくうまく説明できない。
でも、さらっと聴けない理由のひとつではあるはず。